嬉しかったり、悲しかったり
2007-09-22 Sat 21:43
お年寄りのお宅に何度か通っているうちに、杖や歩行器がなくても歩けるようになったとか、一人で服を着られるようになったとか、そんな方たちを見ると嬉しくて笑いがこぼれる
次の週にそのお宅のお仕事が入っていないと「あぁ、きっともうヘルプはいらなくなったのかなぁ。」とか思ってますます嬉しくなってくる
もちろん嬉しいことばっかりじゃなくて、住んでいた家を売って老人ホームに入居したおばあさんもいるし、病院に戻っていったおばあさんだもいる。
元気にしているかなぁ。大丈夫かなぁ。と思うだけで、その後の事はまったく分からない。

社会復帰初日に伺った「クモの家のおばあさん」、昨日半年ぶりに行ってきた
おばあさんも「あなたミッキーよね(そう呼ばれてます。恥ずかしい)、クモに噛まれたのよね?」 ってちゃんと憶えていてくれたし、「あれから数回来ただけで、その後さっぱり来なくなったから心配してたのよ。」なんてちょっと嬉しい事も言ってくれるし。
それだけインパクトが強かったのね
このおばあさん、その当時は家の中でも杖が必要だったのに、3月に手術をしてからもう杖がなくても歩けるようになったそうで、そう言えば、前よりもちょっと太った??
うん、嬉しい

でもそれ以上にとっても悲しかった事。
当時はカクシャクしていて、私が大嫌いなアイロンかけてると側に来て「これはスチーム、低温でかけてくれ。」とか教えてくれた旦那さん。友人と一緒に近所のクラブにお出かけしたりして、それはそれは元気なおじいさんだった。

あれから半年ちょっと。
おじいさんは今、5分前のことも忘れてしまうそう。
もちろん「クモに噛まれたケアラー」の事だって、おばあさんがそう話しても曖昧な返事。
一日のほとんどをソファーに座ってウトウトしているそう。
おばあさんは一生懸命におじいさんに話かけるけど、やっぱり返事は曖昧。
たったの半年なのに・・・・・。

それはそうと、常連(と言うのでしょうか?)のおばあさん達に「3週間お休みとって、日本に帰るんですよ~。」と伝えたら、寂しくなるね。とか、ちゃんと戻ってきてね。とか、ゆっくり親に甘えてくるのよ。とか、これまた嬉しくなっちゃう事ばっかり言われて、悲しいこともあるけど、やっぱりこのお仕事はいいなぁ。
と、しみじみ思った夜
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